老いのひとこと

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雪国にいて寒いとか雪が降ったと云ってびっくりしても始まらない。


それが当たり前のねぐらに住み慣れた者なのだが此処の所どうしたことか温暖化が顕著で気味が悪いくらい好い天気が続いたのです。


其処へ行き成り超一流寒波が覆い被さってきた。


さすがに寒さには馴れっ仔の我らとて此の時ばかりは度胆を抜かれてしまった。


夜道の路上がスケートリンクに早変わり「キンカンナマナマ」状態で不気味に照り輝く。


戦時中、兼六坂で竹スキーに興じたことをふと思い出した。


こんな気象は何十年振りアメリカのワシントンニューヨークでも大騒ぎしているとテレビは伝えている。


翌朝、石油ストーブに火を入れようとすれば室内温度が零度を指す。


あばら屋ゆえ仕方がないなあと思いつつ水道の蛇口を捻ればヤレヤレ助かりました。


風が吹かなかったのでよかったのだろう。


ところがどうしたことか此の朝の寒さにカーソルがむずかって言う事を聞かない。


マウスを操作し矢印を操縦するが駄々を捏ねるように脳血管に障害を来たしかのようにぶるぶる震えて


ばかりで正に機能不全に陥る始末だ。


マウスだから仕様がないと暫し手の中で暖めやれば漸く機嫌を取り戻してくれたようだ。


通学路確保のために除雪ブルが唸りを立てているのを尻目に此れ又仕様がないのでスコップで我が家の雪空かしに精を出す。


 


宜野湾も八王子も陥落落城せり、琴奨菊関の満面の笑みも半分くらいに霞んでしまいました。