老いのひとこと

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米粒写経」というコメデアンが居られるらしいが世に疎いわたしはまったく知らない。


聞くところによれば早大出で目下大学院のドクターコースでお笑いの究極を極めんと勉学されていられるらしい。


米粒と写経との関わりについてもわたしはまったく知らない。


「米粒工房」という工芸アートの一種があるらしい。


大鏡を覘きながら米粒に文字や絵を書きいれる特殊技能らしい。


まさか米粒に写経を施すことはさすが難し過ぎはしないだろうか。


時たまハードオフ店をうろつく。


また例によって108円の正札の中から面白い掛け軸を見付けた。


決してお子様用の玩具ではない。


表装の造りもしっかりしていて茶室に用いる色紙掛け軸ではあるまいか。


本体の横幅17センチ縦幅は63センチで色紙は13センチ×14センチである。


般若心経の経文276文字を書式に拘ることなく与えられたスペースの中に閉じ込めて見ました。


一字一句たりとも疎かにすることなく正確に写経するにはそれなりの集中心と忍耐力が求められましょう。


只ひたすらボケ防止の効能を追い求めて( ぎょう)に没入いたしました


ほんの暫しであれ邪念とか雑念から解き放されて没我・忘我・無我・無念無想の境地に達し得れば勿怪の幸いなのです。


足の痺れと目がチカチカし視点定まらなかったが此れも( ぎょう)の内だと耐え抜きました


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