老いのひとこと

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あまりにもお天気が良すぎるので自転車を漕ぎ出し天神町界隈まで遠出した。


学卒以来まさに60年振りの再会でした。


予てより気にはしていたが確たる根拠がないままにいつの間にか年月のみがいたずらに経過してしまったのでした。


奇しくも先方のN先輩も全く同じことを口にされました。


歩んだ道こそ違えども激動の戦後を生き抜き今漸くにして過ぎ去りし往時を振り返る余裕が生じたのでありましょう。


電話一本入れず何の前触れもなく来訪した非礼をお詫び申し桜の花だよりを期して又の再会を約したのでした。


 


街中の道路とて決して平坦ではない。


上り下りの坂道はご老体には確かにきつ過ぎはしましょう。


 


でも踏み込むペタルも軽やかに医王連峰を望みながら桜橋を渡り百間掘通りを突き走り賢坂辻を横切って天神緑地に到達いたしました。


天気晴朗なれど風冷たしコートの襟を立てて只ひたすら漕ぎ続けました。


気分だけは言うことなしに晴朗なる一日でした。