老いのひとこと

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                               拙宅二階の小窓より




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富樫一族の居城、高尾城址のさくらは早や満開である。


急き立てられるように今年も登ってきた。


標高が190ⅿだが登山道は整備され凡そ300段の階段がつづく。


随所に腰掛が置かれ眼下には加賀百万石の城下が一望できる。


吹き上がる心地よい春風が頬を撫でる。


家内は不慮の事故が振り掛かり今年が登り納めになるかもしれぬと云う。


わたしは今年も登れた、来年も又登りたい登ってみたい否必ず登ってみせようと強がりを云う。


今年はどうしたことか花見大好きのカモシカ君のお姿を見届けることが適いませんでした。


 



   見惚れるほどの


        さくらかな


 


 


見下ろせば


  さくら「かがやき」


        日本海