老いのひとこと

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秋の陽だまりに背戸に出て背を丸めパチンパチンと鋏を入れるのも悪くはないがどうもこれができない。


ほったらかしで荒れ放題手も付けられない足の踏み場もない。


幸い甥っ子の息子さん又甥と云うらしいが手助けに来て呉れた、ほんとうに天の助けとなりました。


本来ならふじいさんに頼むところが何分御歳でままならずまさに願ってもない天佑神助といえまいか。


家内とわたしは俄か仕立てのアシスタントを買って出て次から次へと切り落とされる剪定枝の処理処分にてんてこ舞いの様と相成りました。


剪定用具はもとより万能袋も何と1トンダンプまで調達済みで至れり尽くせり準備万端整えて我が家に乗り込んでくれたのです。


朝の8時から昼過ぎの3時までよくやってくれたものです。


なけなしのアルバイト代を嬉しそうに受け取ってくれたではないか、 ( つか )えていたものがすっかり流れ出て綺麗さっぱりしました。


 


作業は大変だったがアシナガ蜂の巣跡と岩陰にヤモリのようなイモリに出会い、また袖口に蝶のような蛾が余程心地よいのかなかなか離れようとはしなかった。


疲れを癒やしてくれました。


シャクナゲ畑に小鳥たちの悪戯で千両・万両がニョキギョキ顔を出し南天も色づき始めました。


その内、百両(唐橘)と十両(藪柑子)も勢揃いする日も近かろう。


 


純白の茶花がひっそり咲き誇り、今年のツバキにはどうしたことか数多のつぼみを宿したものです。


腰をさすり乍らも充実の秋の日の一時でした。