老いのひとこと

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無断掲載


トランプが勝とうがクリントンが敗けようが関係ない、政治に関心を抱かぬ無関心層はきっとアメリカにも数多くいることでしょう。


況してや他国の大統領に誰が成ろうが関係ないとそう思う日本人はもっと沢山いられましょう。


そんな人たちは気楽であってアレコレ気を揉むことなくのんびり出来てどんなに幸せなことで在りましょう。


此のわたしもそう言った人たちの仲間内に入れて戴ければ有り難いなあとつくづく思ったりもする。


 


処がどうしてどうして先日の大統領選では一喜一憂しながら固唾を吞んでいる我が身に呆れ果てました。


ヤキモキするうちにとうとう大番狂わせ信じ難き事態が起こってしまった。


最早、常識が通用しない、常識が非常識となり非常識が当たり前の事のように通用してしまうという飛んでもないどんでん返しが起こったのです。


 


みな狼狽しうろたえ慌てふためいて東証株価は壱千円台の乱高下を来たす。


 


しかしながらも、如何なる地殻変動にも身じろぎ一つせず泰然自若として不動の心胆を貫き通す度量がわれにはほしいなあ。


トランプ異変で如何なる激震が走ろうが我れ関せずと知らぬ顔して受け流す器量もほしいなあ。


 


何れにしろ、良きにつけ悪しきにつけ此のトランプさんのお蔭で気兼ねなくおのれを見詰め見失うことなくおのれを引き立て磨き上げる事の大切さを確と教えて戴きました。


 


同時に、負の側面ではなくトランプ効果としてのプラス面がたくさんあることに気付きました。


 


再び合衆国は大きなチェンジを遂げた超大国地殻変動の余波は決して他人事ではない。


 


でも此のトランプ旋風下において我になにが出来るか、否何も出来まい出来るはずがない、しかし身構え心構えだけでもなさねばならぬことに気付かされたのです。