老いのひとこと

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無断掲載


わたしは味も素っ気もない極めて無粋な奴だ。


チャゲ&アスカのヒット曲は唯の一曲も知らない世間知らずだ。


只舞台狭しと歌を絶叫し歌に狂い歌に酔い痴れる熱演と卓越した演出振りは世間音痴のわたしにも少しはその気持ちは伝わっていた。


其のアスカ再逮捕のニュースが終日日本国中を駆け巡る。


夕刻、何時ものようにブログを開ければ首都圏在住のK氏の発信文が目に止まる。


見てびっくり読んでびっくり逮捕劇の主人公ミュージシャン飛鳥は剣道の猛者であるばかりか剣道への造詣も深い大した理解者でもあることを知らされたのです。


のみならず此のK氏は遠き昔の高校時代に飛鳥こと宮崎重明少年とインターハイを賭けての大勝負を演じ合った間柄だったのだと云うのです。


事此処に至りK氏の彼を慮る気遣いはお察しするに余りあるものがある。


 


あのアスカさんが剣道と深い関りがあったとはわたしは全く知らなかった。


それ故にこそ、今改まって事の重大性を再認識いたさざるを得まい。


剣の魔力をすら熔解する此の薬物の魔力をまざまざと思い知らされた。


でも飛鳥さんよ、あなたはまだ若い五十八ではありませんか。


人生はまだまだ長い、起死回生の余地は十二分にありましょう。


魔薬という疫病神の足をあなたの右足で激しく踏み付け渾身の大技で退き面を放つ気心をもう一度思い返してみたら如何でしょうか。


ギターを持つ手を再び竹刀に持ち替えて更生の道を歩んでほしい。


 


もっと申せばアスカさんよ、竹刀も宜しいけど直心影流の木剣に触れられてみるのも一手かとも存じます。


そして、「法定の形」の裂帛の気迫で己の非心を打ち砕いて見られればよろしかろうと存じます。


是非、最寄りの道場の門を叩いてみられることをお勧めしたい。


あなたなら必ずや成就いたしましょうぞ。


最後に笑えればそれで好いではありませんか。


少なくとも剣道を志す者はみなあなたの理解者であり支援者であるはずですよ。