大阪の旅≪9≫

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⑨息子夫婦の勧めもあってもう暫し逗留することにした。


かつての長岡京の跡地を見ることにして阪急電車京都線に乗る。


沿線に長岡天満宮駅があるので準急に乗る、案内所で尋ねれば長岡京跡は此処ではなくもう一駅先の西向日( むこう)駅だと聞かされた


当駅には天満宮があるのでぜひ足を運んでほしいと嫌味なく熱心に説得される。


知らぬ土地を歩くのも悪くはない、天神さんをお参りすることにした。


菅原道真大宰府に左遷される時最後に思い出深い此の地に立ち寄られたのだという。


そして、左遷に同行した中小路宗則が道真の死後に此の天満宮を此の地に営んだのだとの説明でした。


また普通電車に乗り西向日駅まで足を延ばし大極殿跡を探した。


意外にも、小公園に石碑で以って往時の痕跡を微かに留め居るだけでした。


周辺は悉く民家で埋め尽くされ長岡京の面影は完璧に消え失せていた。


仕方なく公園のベンチにてヨウちゃん手製の弁当をいただく。


帰り際に朝堂院公園を見付けたので覗えば学芸員がお一人手持ちぶたそうに詰めていられた。


でも、とてもご親切に桓武天皇平城京の都を敢えて何ゆえ此処長岡に遷都なされねばならなかったのか極めて簡明に解かり易く解説してくださいました。


また、此の長岡京が如何なる理由で十年という短期にて平安遷都にまで至ってしまったのかその背景についても優しく解説していただきました。


古都長岡市に来た甲斐がありました、沢山の収穫をいただきました。


厚くお礼を申し述べたい。


 


時間があるので、その足で大徳寺へいくことにした。