老いのひとこと

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壁面に寄り添い左の腕を真っ直ぐ真上に伸ばし中指の先も真上を指刺す。


右手で右の足の指先をしっかり握り上へぐっと持ち上げる。


同時に左の足の踵を持ち上げて爪先立ちの姿勢となり片足立禅に入る。


108煩悩の教え通りゆっくりと108を数える。


その間わたしはいつも地獄の門前に立つ閻魔大王さんとそれとなく何となく世間話を交わす。


二本の問責案や不信任案が出たらしいが如何にせん数の力には敵いませんなあ、丸でオロチの前で二三匹の子ネズミが飲み込まれるようで何とも見ておれまへんなあと閻魔さんが言う。


わたしもそうですなあと相槌を打つ。


次は右足の一本立ち立禅に入る。


大王さんは今度は二つの学園騒動あれはどうみても戴けませんなあ阿呆臭くて此れも見ておれませんなあという。


わたしはそうですなあと相槌を打ったのです。


 


2017,6,15日AM7;46分中間報告中にて成立。


全身気怠い、鬱陶しい。


 


相も変わらず実に野暮ったい不届き者である。


と同時に大間抜けではあるが間抜けなりにもものが言えなくなり何としても寂しく怖い。


間接的にしか表現できなくなりました。


 


幾つになっても煩悩からは解き放されることはありませんなあ。