一端は生き返ったに見えた千両ナスも手厚い処置にも拘らず敢え無く枯れてしまった。
宛がわれた運命なのでどうしようもなかろう。
変なことろにセンチになるのもやはり齢のせいだろう。
齢には勝てない、嘗ては内に秘めてはいたモノは最早どこかへ消え失せてしまった。
種苗店であれやこれや物色したがナス科のピーマンもナンバも在るので最も生命力旺盛で栽培の容易い健康優良児「モロヘイヤ」に決めました。
古代エジプトの王様も好んで食したという。
鉄分、ビタミンC、カルシュームにカロチンが豊富だという。
手間暇の掛からぬことが何より、此の植物には真夏の日照りが待っている。