老いのひとこと

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水曜午前9時半過ぎ、地吹雪のなか大袈裟にはブリザード吹き荒ぶなか嘗ての先輩同僚T女史お出迎いに日赤まで車を出す。


膝を患い杖を頼りに引き摺る姿にせめて週一度のご奉仕、万難を排してでも出掛けねばなりません。


人としての務めでしょう。


風雪を口実に約束を違える行為は男が廃りましょう。


飽くまでもおのれに忠実でありたい。


前がよく見えない轍も見えない。


道路の両側に積まれた雪の山の中央部を恐るおそる走る。


対向車が来ればアウトだ。


幹線道路に出るが所どころ融雪装置が機能せず都市機能マヒ寸前のなか日赤に尋ね人を探すが今日は来院してないと云う。


呆れて憤りに似たショックが走った。


なぜ電話をくれなかったのか相方の良識を疑った。


後ろ向きに苛立つちっぽけなおのれ自身になぜ此方から先方に電話を入れなかったのかと逆におのれを諌めるのです。


老々介護サービスはなかなか大変ですよ。