老いのひとこと

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相変わらず「ふれあい」にて体を動かす。


自ら名付けた「走禅」に打ち込む。


要するに只ゆっくり走るだけの詮無いことなのだが走り始めは兎に角体が重い。


甲冑を身に纏うたように重い、特に脚は鉛の脛当てを引き摺るようだ。


歳を取ったのだから仕方がないと一時辛抱すればやがて潮が退くように苦痛から解放されるから此れまた不思議なのだ。


ところが最近は此の潮目に至るまでの時間が長くなり下手をすれば解放されることなく所定時刻をすぎる日も増えてきた。


愈々、体力気力が磨り減り「フレイル」の状態に陥ってしまったのか正直実感してしまう。


偶々旨い塩梅にコメヤ薬局主催のフレイル予防対策講習会に出くわし顔を出してきた。


内容は予期した通り蛋白源の補給の必要性と運動不足の解消と筋肉補強の必要性を厭と云うほど説諭されたのです。


レクチャーの合い間に筋肉作り体操と称して椅子に掛けたままストレッチや筋肉エクササイズの実習が盛り込まれた。


参加者は挙ってわたしよりお若い。


何んと最初に音を上げたのは無様にも此のわたしだったではないか。


太ももの筋が突っ張り痙攣症状に敢え無く中断せざるを得ない。何んとも情けない、げっそりでした。


夜中にも足が吊る。


最近、とみに体力激減の悲哀を実感して已まない。


愈々本物の潮時が参ったのだろうか。