老いのひとこと

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ほら吹きで終われば男がすたる。


有言実行で行くしかない。


清三郎近猷からの置き土産と心して此の丸太ん棒に鑿の一撃を打ち噛まさねばならない。


何時の日にか仏の姿に化身させる固い真意のもと鑿の刃を研ぎ澄まさねばならない。


然りとてずぶの素人に何こそ出来ようぞ。


仮に化け物に化身したとて本望であろう。


未完の駄作で終わろうともそれが我が身の全てなのだから何らの悔いもなかろう。


精根尽き果て握る鑿を手放した時に其処に目にする得体知れない不気味な物体が何より生きた証とそのものだ。


うれしいことだ。


 


 


ブロックで砥石を研ぐ。


研いだ砥石で鉄二の鑿を研ぐ。


切れ味鈍くとも鑿を打つ。


来る日も来る日も鑿を打つ。


 


 


あっそうだ、燃えるゴミの手筈も整えて置かねばなるまい。


つまり此の弩でかい無用の長物を誰が切り刻んで処理いたそうことぞ。


一緒に燃せば事足りようがそうとはいくまい。


此れが頭痛のタネとなろう。