老いのひとこと

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市役所の長寿福祉課から「避難行動要支援者名簿提供の同意書」なるものが舞い込んだ。


何んと物々しい文言なのでしょうか。


云わんと為されることはとても素敵なことには相違ないがもう少しお手柔らかに判り易い文章で書いていただけなかったものだろうか。


お役人はよく口癖のように弱者に寄り添う行政を云々と申されながら此の文面からは中々それを窺い知ることは難しいように思える。


どうしてもお役所の方々は上から目線で緊急災害時に救護を所望いたすもの居れば名乗り出なさいと一方的に上意下達の御触れを発せられたように勘繰ってしまう。


 


自力で避難が困難な御方たちの名簿を作ることはそりゃ必要でありましょう。


でも叶うものならば名簿なんかなくても社会的弱者をも含めた地域の住民たちがみな一体化し互いに温かい手を差し伸べ合う分断無き国柄で在れば良かろうかと夢のような事を考えてしまう。


貧困とか格差のない理想郷を創るように日本の叡智をば全て結集すべき時ではなかろうか。