老いのひとこと(戒)新年の抱負


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新年の抱負


五つ目の戒め


≪あなたは二度と金輪際置き忘れで地団駄を踏む過ちを繰り返してはいけない≫


車のキー


財布


眼鏡


デジカメの「忘れ物四点セット」を肝に銘じて同じ轍を踏んではならない。


醜い人間性を露わにして気を動転させてはならぬ。


上よ下への大騒ぎは見苦しい。


下手をすれば喚き散らすなんてとんでもない。


家内に当たり散らすなんて以ての外だ。


何んと料簡の狭い出来の悪い人間なのか情けないではないか。おのれ自身に幻滅する。


そんな時家内からは何時も同じ忠告を聞かされる。


「元あった場所へ返す」


「たったそれだけのこと」


何度も何度もレッドカードを切らされました。


今年こそは繰り返さぬように誓いを立てたがもう早くもトイレに眼鏡を置き忘れたではないか。


 


その内わが命の在処かすら忘れてしまわば此れほどの幸せはなかろう。