老いのひとこと

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                  此れ難転‼

 

衆議院予算委員会の集中審議をテレビで見る。

枝野さんと玉木さんがタッグを組んで安倍政治に挑んだ。

新型肺炎検事長人事に絞って論戦が展開される。

弱小野党とは言え党内きっての両論客が切れ味鋭く多事にわたり争論を賑わせた。

見る者の軍配は云わずと知れた弱小野党の両代表に上がったに違いはなかろう。

われら国民の前に見せつけられた長期政権の驕り腐敗堕落から放たれる鼻持ちならぬ臭気にそろそろ多くの民たちが勘づき始めている。

 

総理の思惑に呼応するかのように人事院局長と内閣法制局長官と法相の此の三者が三様に口裏を合わせるように結託し法解釈を捻じ曲げ検事長の定年延長にゴーサインを出すに至った。

法を守るべき番人たちが挙って法治国家を否定する暴挙を平然と仕出かしてしまった。

弱小野党とは言え其処は看過できぬと枝野・玉木両代表は華麗なる連携プレーで見事な見せ場をつくってくれた。

さらに珍プレーがつづいた。

なんと質問者玉木代表の補助席に山尾さんが座る。

此の一件の火付け役的な発起人を敢えてこの場に臨席させた。

玉木さんは弁舌の中に幾度となく枝野・山尾・小川の名を連呼し本多の名もあったはず。

 

立ち切れとなった合流の話が意外と近いのかも知れない。

 

弱小野党は逸早く一つに結集して巨大与党に確と対峙しなくては日本の国が可笑しくなる。