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さやえんどうが白い花をつけ実を結ぶ。

ようやく最盛期を迎えその都度収穫の喜びを味わう。

シャリシャリした歯ざわりで殊更自作の収穫物は猶美味い。

二人世帯ゆえひと握り程をポケットに捻じ込む。

その都度その都度いつも思うことだが足元を見れば小鳥たちが啄んだ痕跡に気付く。

わたくしが栽培する僅かばかりのさやえんどうは此処をねぐらとする色んな野鳥たちと『共有』し合うのです。

そりゃ些か気にはなるが全部丸ごと食べ尽くされるわけでもなく「おすそ分けをどうぞどうぞ」と素直に提供し合うのです。

スマホから『共有』なる専門用語を学びました。

 

どうも共有し合う野鳥たちの主犯格がカラスと知って些かがっくりだ。