女性脳科学者の「人は、なぜ他人を許せないのか?」此の新聞広告に目が行く。
偶々、同じような節に出逢ったからである
分譲家庭菜園を共有し合う間柄にあるのです。
広大な敷地なので隅々には雑草地もありましょう。
処がそうではない耕作意欲を既に失ってしまった荒地も少なからずある。
当然そこには夏草が生い茂る。
わたしは其の草地に以前のように再び除草剤を散布されては極めて困るのでその都度折を見て草を刈り薙ぎ倒した筈でした。
ところが或る日目を凝らせば辺りが一様に異常な枯れ方をしている。
間違いなくして遣られてしまった。
先方は先方さんなりに少しく生きる草地を一掃せんとご丁寧にも薬剤を撒いたのでしょう。
極めて迷惑千万に感じた次第なのだ。
「人は、なぜ他人を許せないのか?」此のタイトルが今まさに目に焼き付く。
畑地に除草剤は戴けません、毒性云々より常識が疑われます。
許せない行為だが又小作人なるがゆえに立場上なかなか諫言できない。
此のもどかしさ故になお一層此のタイトルに引き付けられた。