老いのひとこと

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何も知らないくせに知っているように振る舞うことは良くないことです。

そんな事をしたら皆から忌み嫌われることでしょう。

 

先日の参議院予算委員会審議で児玉参考人がエピセンター理論という聞いたこともない難しい専門用語を用いて新たなるコロナ対策を強調なされた。

今直ぐにでも手を施さないと東京がそして日本国中が目を覆うような惨状を呈する事態に陥らないとも限らないと警鐘を打ち鳴らされたのです。

国政に携わる国民の代表たる国会議員に向かい喚起を促されたのです。

その都度委員会室のあちこちから期せずして拍手が沸いた。

スラスター対策だけではなく新たにエピセンターを壊滅させる対策チーム編成を国の総力を挙げて即時取り組むべしとの厳しい警告を発せられたのです。

何にも判らない分際ながらわたしも激しく胸を抉られました。

ところが此のエピセンター理論に対し翌日の新聞もテレビも左程の関心度を示すことなく極めて冷淡に処したのです。

その気配にわたしは愕然とし且つ落胆した。

そんな時スマホのグーグルニュースで児玉理論が披露されている事に気付く。

心ある報道機関が存在した事に安堵した。

見れば原口一博代議士がユーチューブに配信された当日の委員会での杉尾議員との遣り取り場面そのものだったのです。

今まさに両党の合流に向けてみな固唾を呑むなか機微にさとい微笑ましい出来事ではありませんか。

料簡深い原口議員の懐の深さに大きな感銘を受けたのです。

何はともあれ一人でも多くの人たちに児玉先生の存在を知らしむる必要性を強く強く感じられたのでありましょう。