老いのひとこと

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             目を見開いたむかしの愛機

本日も、又また同じ轍を踏んでしまいました。

早朝なのでステテコの尻ポケットにデジカメを忍ばせてラジオ体操を済ませた。

そう云えば跳躍運動の場面が三か所ばかりあるにはある。

飛び上がってもそりゃ嵩が知れるがどうも其の折に尻ポケットからデジカメが飛び出し地面に落下したのであろう。

家に帰ってからポケットが空っぽである事に気付く。

慌てふためいて来た道を辿って目を皿にして確認するがもう既にない。

途中の路上に或いは落ちてはいまいかと二度繰り返したが無いものは無い。

32GBのカードには数千枚の思い出のデーターが詰め込まれている。

本体自体も然ることながらデーターの損失はもっと痛い。

泣く泣く諦めざるを得ないと観念いたすも若しやひょいとして他人様の善意に巡り合えるかも知れないと一抹の望みを託してお巡りさんの下へ届け出た。

親切に対応してくださったことがせめてももの救いと云えよう。

 

香太郎が建立せし両親の墓石が忽然と姿を消した時も、今また仏界を蔑ろに法名を弄ぶ罰当たり行為が神仏の逆鱗に触れデジカメ本体の機器に損傷危害を及ぼす事態に至ったとすれば此れまた因果なことなのです。

これぞ祟りと云えまいか。

 

とても悔しいがリサイクル店へ照会し手配する気などは更々ない。