長府温水オイルヒーターの御臨終を迎えた。
2007年製なら14年間の大往生に違いなかろう。
長寿を慶んで然るべし。
形あるもの姿あるものは当然のことながら盛者必衰のことわり通り寿命は尽きましょう。
判り切った道理ではあるが愚かなりし凡夫にはそれがどうしても納得できない。
恥ずかしくもあり情けない限りだ。
分別よく直ぐに諦めればよいものを修理屋さんへの応急処置を願い出てしまう。
先方さんは御親切にも出張するだけで5000円掛かるけどそれでも良いかと念を押す。
その意味合いを賢明にも察知して修理不能に気付けなかった頓馬が此処にいたわけだ。
明らかに2007年製の此の機器の補修用部品の保有期間は9年間でとっくに過ぎていることを知りながらも敢えて修理依頼する愚か者であったと云うことです。
まんまと5000円の大金をどぶに捨ててしまいました。
歳を取って仕舞い咄嗟の判断力を半分以上も失って仕舞ったのです。