老いのひとこと

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言うのも憚りたいなけなしの年金額から医療保険料だけで20万近い金額が吸い取られ更に介護保険料等々を上乗せされれば日干し同然すでに下級老人への仲間入りが直ぐ其処に迫る。

辛うじて医療費の窓口負担が一割で済んで息を繋ぐ此の有り様だ。

入歯差し歯に苛み目は白内障、はらわたの臓器の彼方此方にガタが来て薬漬け、おまけに足腰が儘ならずと来たら最早生きるしかばね同然と言えまいか。

斯くなる者が今腰病んで動くのもままならず止むを得ず接骨院で治療を承れば医療保険が効かずに全額負担が強要されるのだ。

介護の労を煩わせまいと御身の始末は叶う限り自己責任んで全うしようと奮励する年寄りが腰の痛みに耐えかねて接骨院の門を潜れば加齢に伴う腰痛は保険の対象外だと刎ねられ摘み出された。

何んと云う非情なる医療行政なりしか。

野垂れ死にするしかないのか。

 

夢でもいい、安心して老後を全うできる彼の世の夢を見てみたい。