老いのひとこと

             無断掲載

戦わずして既に戦局は見透かされ自公は過半数の勢い、野党勢力は維新の堅調さだけを軒並み報道し喧伝する。

有権者から見放され地に堕ちた鳴かず飛ばずの政党はどうも立憲民主党であるらしい。

野党共闘実らず、のみならず共産党への拒否反応は自民党以上に過敏で神経質のようだ。

その一端が記者会見中でのあの一幕と相成ろう。

若き代表にはおのれの見解は在ろうけど大所に立つ懐の深さと大様な対応が何より肝要ではなかろうか。

現に青森で第一声を発しながら何故隣県の小沢王国へ足を踏み入れなかったのか。

わたしの知る限りそのような情報はなかった。

でも真偽は判らぬけれど素人なりに勘繰りは付く。

 

党内路線の対立を有権者の前であからさまに致すとは愚策の一語に尽きる、信じがたい。

真っ当な健全野党に期待を寄せる心ある無党派層には幻滅感以外の何物でもない。

みな遊離し維新の磁力に吸い寄せられてゆく。

 

弱くても党内融和を表看板に出してほしい、一枚岩と成りて事に当たれば維新恐れるに足らずだ。

自公政権に堂々と対峙できる立憲民主党が再生できよう。

色々異論は在ろうけど今決戦に挑まんとするならば心を一つに致さねばなるまいぞ。

蓮舫・辻元らの有力女性勢が先頭に立って視線を一点に据えて戦い抜いて欲しい。

 

頼みますよ、立憲民主党の内部結束を早急に再構築されたしと一喝したい。

政策より党内融和を先ずは有権者に訴えて起死回生を計らねばならない。