老いのひとこと

農作業雑記

其の一

原因はよく解らないが今年のジャガイモの作柄は不良で終わった。

石灰を施した所為か収穫時に土を起こせば子どもの頭ほどの土塊がボカボカ出る。

塊茎が伸びやかに育つ筈もない。

小粒とて馬鈴薯には違いない。

捨てる訳にもいかぬので一口芋として食べることにした。

其の二

ニンニクを始めて収穫した。

ジャガイモ同様根ではなく茎であるらしい。

塊茎に対し鱗茎(鱗球)と呼ぶと云う。

意外だったのは1個の鱗片からは鱗茎は1個だけに限られることを知った。

手の平台の大球もあって驚いた。

其の三

 

千両ナスと夏みずきに四川のキューリが穫れ始め今年も我が家独特の糠漬けのシーズンに入った。

スーパーものとは全然味が違う、甘みがあって皮が実に柔らかい、夏到来を十二分に満喫する。

 

農作業の辛苦の程が忘れたかのように消し飛ぶ。