2022-05-04 老いのひとこと 農作業雑記 其の一 あやふやな種芋をあやふやな手で植え込んだので歩留まりは精々八割と踏んだが何の事はない31株全員が見事に勢揃いした。 きつい芽掻き作業を遣り終え軽く土を寄せた。 決して植物は人を侮らない従順なしもべのようだ。 其の二 春植えのサヤエンドウが今漸くネットに掴まり立ちをしたようだ。 慌てる勿れ晩熟はおくてらしく満を持して一斉に開花いたせばそれでよい。 其の三 不慣れな法蓮草栽培、種蒔きの要領を得ず密生させてしまった。 狭き空間に犇めき合って芽吹いたので間引きが出来ない。 適当に幼き株を纏めて引っこ抜く。 抜いても抜いても翌朝には再び密生状態に返る脳梗塞気味である。 法蓮草の間引き菜はまた格別の味がする。 此れが実に美味いのである。 其の四 既に背高のっぽに成長した春菊には花蕾が目立つ。 先っちょの穂先を手折って此れまた日毎に収穫する。 独特の香りこそ薄れてしまったが此れがまた旨いのだ。 其の五 草が生え放題の遊閑地に耕運機を入れ凡そ1m四方ほどを耕し折角発芽したカボチャの苗を植え込むことにした。 他人様の休耕地を勝手に有効活用致しました、ちゃっかり者でした。