老いのひとこと

いやあ、家内の存在が斯くも重大で在りしことを今日は確と再認識させられた。

手術日が10日、医者から右目の点眼を何度も促らせられていながら全く頭から綺麗さっぱりと失念していた。朝食の膳を執ろうと箸を持ちかけた時、家内から声が掛かる、「目薬を忘れたのですか」にハッと気付く。

家内からの催促がなければ手術はOUT、際限なく日延べさせられたことだろう。

二人とも認知障害を来たせば憐れと言うしかない、助かりました。

ガチプロ点眼薬の在り処は直ぐに思い付いた、日に四回差すことも思い出した。

家内の有難味をつくづく知らされた。