老いのひとこと

大阪の双子ちゃんの妹奈央の色紙には「澄心靜慮」とある。

意味は何となく分かるが何方の言葉かは分からない。

図書館へ行かずとも便利なネットがあるので勉強しました。

中国の北宋の時代(日本の平安時代)の范仲淹(はんちゅうえん)というお偉い御方の言葉と判った。

今日の日本国のお金で汚れた政治家とは違い范仲淹は清廉潔白な御方で政治家たるものは国家国民の憂い(心配なこと苦しいこと)の先に憂い国家国民の楽しみ(嬉しいこと)に遅れて後から楽しめばそれで好いのだと言うたらしい。

岸田総理大臣にも澄み切った心で静かに心を静めて深く深く国家国民のことを考え抜いて国民が幸せになる政治をお願いしなければならないですね。

范ちゅう淹と岸田文雄の隔たりが余りにも大きすぎて我ら日本人は恥ずかしい、岸田よしっかりし給え。

政治家が私腹を肥やし金の力で政治を動かすなんてもっての外だ。

お話になりませんね。

 

お姉ちゃんの佳央からは「素心若雪」が届いた。

素直な心は淡雪のように穢れなく潔癖だ、そう在らねばならない、そう在るべきだ。善い言葉ですね。

何方の言葉かなあと調べれば、やはり中国の人でずっと古い日本の古墳時代、中国の南北朝時代に居た張猛龍(ちょうもうりゅう)というお役人さんの言葉と判った。

 

孫たちにあやかって墨汁と筆を執り出し挑戦した、久方ぶりに中筆を手にしてしたためた。

孫たちには敵いませんよ。