2024-05-26 老いのひとこと 無断掲載 立憲民主党は他党に先駆けて大見得を切ってドカーンと花火を打ち上げた。 政治資金パーテイの全面禁止法案を鳴り物入りで大々的に世に出した。 諸悪の根源に対処しようと率先して意気込む姿を誇示することは野党第一党なら当然な仕草だろうが遺憾ながら勇み足を演じて仕舞った。 パーテイの全面禁止を高らかに謳い上げて置きながら迂闊にも党幹部たちが続々とまさしく駆け込み需要の如く政治資金パーテイなるものを平然と決行するに及んでしまった。 呆れてものも言えない、開いた口がふさがらない。 施行日が2026年1/1だと言い訳弁明を幾ら成そうが後の祭りではないか。 若しそうであるなら何ゆえ世に出す前に為すべきことをちゃんと為さなかったのか。 党執行部とりわけ聡明なる岡田幹事長が先見の明で以って今般の事態発生を事前に予見し得なかったものか不思議でならない。 醜態を曝け出し世間から顰蹙を買う前にそれを見抜く眼力が欲しかった。 立憲民主党よ 今回の汚名を挽回するべく臆することなく果敢に政治改革の先陣を切り開き自民党に対し大いに範を垂れねばならない、そう在ってほしい。 岡田克也幹事長並びに大串博志選対委員長からの英断に接しご両人の政治的判断に敬意を表する。 併せて思うに党内自粛が在って然るべし。