わが魂をいかにして鎮めるか
やりきれない堪らない。
布団をかぶり目を覆い耳を塞ぎたい。
何もかも失いげんなりがっかり気力喪失幻滅セリ。
これがドジョウの正体かあまりにも浅はか情けない。
自公に歩み寄りにこやかに握手こともあろうに経団連に抱擁のさま。
政治を動かすためには手段を選ばなかった。
その時松下政経塾の正体が少し見えた。
政治を動かすためには原発再稼働推進へ見事な舵取りアッパレなり。
この人には原発行政への確たる政治的信念も信条も決して見受けられる人物には映らなかった。
ワイドショー的感覚で就任後の会見で然程の意味のない事柄を延々とマイクを離さず捲くし立てていた。哀れな人物に映った。
その時点で何かをわたしは捉えていた。
首相はこの人物なら御し易しと白羽の矢が立ててしもうた。
任命責任大いにありと言わざるを得まい。
もはや責任のとりようがない。
さしずめ昔なら切腹ものだ。
やはり本来ならあの方が福島の方向に端座して腹掻っ捌いて然るべしと声を大に言いたい。
しかしそんなことだけでは何ら解決はしないのだ。
辞職だ辞任だけでは日本丸は沈みゆくだけである。
国連総会で堂々とこの際の汚名を返上し真実蘇生した真顔の日本国の姿を強烈にアピールしなくてはなるまい。
野田さん、この際松下政経塾も財界団体も減ったくれもありません。
極論すれば大江さんや落合さんたちのお智慧を拝聴する心大きな雅量がおありかどうかということになりましょう。
もう一度生まれ変わって起死回生の歴史に残る名演説をぶってください。
望みをこれに託すしかない。
日本国が生き延びる道はもうこれしか残されてはいません。
