老いぼれへぼ教師の回想記《78》

 
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無気力相撲とは無縁のウルフ横綱昭和56年頃
 
昭和56年頃のあの当時、少なくとも私の直に見聞した各企業の中には、三無主義の陰は微塵たりとも見出し得なかった。
みな清楚で凛としていた。
然すれば、教育の現場にこそ何か重大なる欠陥が潜んでいるとしか言いようがなかった。
生き物を相手に確かに悪戦苦闘はしたが、何か根源的に空転を繰り返し無駄の連続でしかなかったような気がする。
つまり公費の無駄、浪費の垂れ流しと言わざるを得ない。
公権力に委ねられない左右されない、真に厳正中立なる教育権の確立、やっぱりこれしかないのかもしれない。
労使間の無駄と思しき不毛の対立は、当時にはまだ歴然として存在していた。
それとも、やはりあの方のような縦横無尽にバッサリ斬り捨てる異色の為政者の輩出を待つしかないのでしようか。
いやいや・・・
 
 
その五 挑戦と試練挫折の河北台(26)
 
企業派遣研修(10)
 
いずれにしても教育条件の整備という教育現場の再構築が急務なのだ。
今日の教育界に、そして学校の現場に生き残るために生き残りをかけて熾烈な競合を繰り返す私企業の生々しい実態を高慢にして無知なる多くの教師たちにつぶさに見せしめ半強制的にそのエキスを注入させねばならない。