うらなりの記《86》

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母への想い-(1)
 
 私の母への想いを二つのエッセイに託したのである。共に()石川県教育文化財団の呼びかけに応募したもので、その前段は『語り継ぐ』戦後六十年 九十三人の証言=北国新聞社出版局の二百九十五㌻に収録される。
  以下に掲げる『母の思い出』はそ こに掲載されたものである。
  後段の『母よ』も同じく応募した ものなのだが製本の段階で掲載を拒 否した経緯がある。
  あの時は未だ、吾が身の青春期を 衆目に晒すにことに忍び難い抵抗感 を抱いていたことになる。