老いぼれの台湾行《1》

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その1=台湾の犬
 
 極めて例外的に鎖につながれた犬らしき存在をこの目で確認はしたが、概ねと云おうか殆どの犬君たちは何らの束縛とてなく自由奔放に放し飼いされていた。
 犬君たちにとっては台湾国は天国のような住み家に思えた。
 観光客が行き交う街中で悠然と寝そべりゆったりとした時の流れに身を任せていた。
 人間たちに媚びるわけでもなく怯えるわけでもなくただ悠然と寝そべり飼えっていた。
 動物愛護の気持ちには変わりはないだろうが、行政当局の規制があますぎるのか、それとも厳しすぎるのかその辺はよくわからない。
 日月潭にて文武廟見学の折長い長い石段に二匹の番いと思しき野良犬を現認した。
 こちらでは,めったに見掛けない光景であった。
 シャッターチャンスを逃していた。