老いぼれの弓事始め《1》

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初心者講習会に臨みて
 
  新聞で初心者弓道教室開催の案内を見て応募してみた。
  確たる動機はない。とにかく珍しがり 屋で何でもやってみたがり屋さんに過ぎ ない。
年齢の事もあるので恐らく外れるだろうと思いきや、3月半ば過ぎに市の弓道協会よりハガキが届いた。
4月24日の開講式に続いて6月19日の打ち上げ終了日まで都合15回の特訓が始まる。
年甲斐もなく胸が高まる。
というより年寄りの冷や水になりはしまいか。
何よりも足手纏いとなり皆に迷惑を掛けはしまいか。
紛れもなく不安感だけが先へ先へと付きまとう。
案の定、事情在って2回にわたり欠講が余儀なくされてしまい落ちこぼれ同然の呈、目下失意の真っ只中なり。
情けない。付いてゆけない窮地のどん底にあるのです。
容赦なくきつい言葉が飛び交う。
やはり随分と歳を取ってしまったものだ。