老いぼれの形稽古《8》

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日本剣道形稽古心得覚書
 
太刀の部2本目
 
 二本目では、振りかぶる折に切っ先が左拳より下がらないようにしなくてはならない。
打太刀の刀は水平もしくは太刀巾分切っ先が下がるのだという。
もちろん、左足引付的確に行うべし。
仕太刀は、小手を斬られる寸前に体を左後ろに捌いて大技で抜かねばならない。
剣先が半月を描くがごとくとある。
振りかぶった剣先が左拳より下がらぬように、また左足引付にも要注意。
かたちに表わせぬ気位十分な残心を打太刀始動で行うとある。
誠意をもって当らねばならい。
でなければ、傍目には直ぐに分かることなのである。