老いぼれの犬日記《2》

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わが家の犬
 
② 先日突然、りりは極端な食欲不振に陥ってしまった。
何の前触れもなく、突然おそった。
食事はおろか好物の牛乳も口にしない。水さえも飲んだ気配無く、一日中ぐったりと横たわる。
悪い予感が走り、子や孫へメールを発信して置く。
そして、取り急ぎ犬猫病院へ赴くが医師は落ち着いた素振りでただ首を傾げるだけで素っ気がない。
とにかく、点滴を施そうと既に目の前にぶら下がる栄養剤を無造作に背中へ注入してくれた。
前以て動物用点滴装置が常備されることから察すれば、同様の症状の患者が日常的なのかと思う。
念のために血液検査をしますと採血もしてくれた。
翌日結果を伺いにゆけば、貧血の症状があるが外は取り立てて異常はないという。
取り敢えずもう一回点滴をして、症状の変化を見ましょうとのことであった。
その間、若干ササミ等を口にしてよろよろと歩けるようにまで回復したようだ。
レバーを食べさせたことも功を奏したのかも知れない。
やれやれ一安心なのだが食欲が戻らない。食事が細い、今までは食べ残すことがなかったのだが・・・