老いぼれ教師の回想記《97》

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テーマ
<リスクを恐れず敢然と挑戦するサントリへの一考察>
 
1 オールドに見る側面
 
(4)銀座の高級クラブで端を発したボトルキープ制が高度経済成長の足並みに歩調を共にしながら、サラリーマン層を核にして燎原の火の如く全国に広まった。
 ネームカードとかキーボックスが普遍化するや、忽ちにしてポピュラー化し素敵なカルチャーへと成長していった。
 一方、日本人には体質的にストレートは強すぎるので、賢明なる生活の知恵として水割り制を生み出していった。
 これとて、大衆が創り出したカルチュア―として立派に育っていった。
 オールドはその間、ただ静かに見守っているだけであった。
 
 
 花金なる流行語は最早過去の遺物と化し死語として消え去って久しい。
 五輪の報に酔い痴れ安きグラスを傾けるテレビの前のおのれかな。