老いぼれの中国紀行《1》

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2005年3月下旬に、JTBツアーにて中国旅行に参加しました。
つれづれなるままに綴ってみました。偏見に満ち満ちた稚拙なエッセイですが読んでみてください
 
もっとも、7年の時の経過は目まぐるしいまでの大きな変化を来たし、最早過ぎ去りし昔話に過ぎなくなりました。
 

中国紀行

① 空港より上海市街地へ通じる一〇車線以上の高速道路を大型高級車が百キロ以上のスピードで疾走する。
合弁会社を有するらしくフオルクスワーゲン車が異様に目に付く。
トラックや物資輸送の箱型車両、コンテナ車両はあるにしても軽自動車は皆無である。
ロス近郊のハイウエイと何ら変わることがない。
 ただそのハンドル捌きがものすごいとしか言いようがない。
左へ右へと縦横無尽、無隅自在に縫うようにして追い越してゆく。
連続してボリュウムいっぱいにクラクションを鳴らし続けながら左からも右からも割り込むのである。
身を避けそらして目を覆う場面が何度こそあったことか。
ただ得体知れない物凄いエネルギーを肌で感じ取った。