老いぼれ教師の回想記《104》

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その五  挑戦と試練挫折の河北台(続)
 
雑感=5 
 
⑤河北台商校高校独自の確たる生徒指導方式を県立学校ならば百万県民の熱烈なるニーズに応ずるべく強力に提示しアピールすべきであったはずだと思う。
確かに、情報教育は時代の要請に呼応した時宜を得た対応では在った。
取り分け、ウノケ電子→ユーザック電子(現富士通傘下のPFU)を地元に有し地の利を得た革新的英断であった。
IT分野の無限の広がりを先取りした先見の明はたいしたものだった。
 
ところが此学び舎には潜在的に内包する教育以前の諸問題を秘めていた。
先ずは、此れをば解決すべきではなかったのかという悔悟の念が沸々と湧きいずるのです。
この学校はそのことに活路を見出すべきではなかったか。
他人事のように言うが、誰一人としてもう一方の先見の明の持ち主がいなかったのではなかろうか。