雑草園顛末記《21》

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                      発芽後二週間
 
㉑ 選り菜 (すぐりな)=間引菜・・10月初旬の古い話
事も無げに引っこ抜くが、果たして適切だったのか、その都度そんなつまらぬ事が気になる。
明らかにうらなり然としていれば納得の仕様があるが、競うように同等に育ったのを見れば判断の仕様がない。
躊躇し思考が止まり、しばし手が止まり佇むしかない。
たかが大根菜一本のために仕様のないバカな奴だと、今は亡き愛犬もクスッと鼻で笑っている。
飢饉に際し、かつての時代に口減らしのため我が児を間引かざるを得なかった母親の心中をば思えば、それはそれは計り知れない悲しき苦渋があったことだろう。
引っこ抜いた大根菜は一夜漬けにして供養するしか仕様がない。
ほっかすなんてとんでもない、もったいなくて出来っこない。
ここのところ連日連夜大根菜攻めに会うのです。
セルローズ摂取で体調は万全です。