老いぼれの独り言

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ユニセフ募金とお年玉
 
テレビでもユニセフ活動をPRする画面を見る。
メール便の郵便物にもよくお目に掛かる。
また、ユニセフ本部から募金要請のメールが度重く入る。
その度毎に後ろ髪を曳かれる思いで等閑に付す以外手がない。
決して無視し座視したつもりはない。
良心の呵責に苛まれる思いに包囲され息が詰まりそうになるのです。
そういう意味合いから、極めて些少な1000円と云う金額ながら月々わたしの銀行口座から引き落とす約束はした。
 この事で以って自分自身をなんとか納得させている。
 
 それに引き換え、孫たちへのお年玉は別段苦も無く今年も奮発した。
 いともた易く孫には手渡せるがアフリカ難民の嬰児には何故躊躇してしまうのか。
 あさはかなり非情なりと攻め立てるもののおのれの人徳の無さにがっくり項垂れてしまう。
 俺は利己的なダメなやつだとおのれを攻め立てるだけ・・・
 
 わたしの持ち分を不条理にも剥奪していった得体知れぬ魔物を恨む、恨まざるを得ない。
 わたしにもう少し自由になる金が欲しい。
 そうすれば孫同然に難民の児にも愛の手を差し伸べることが適うであろうに・・・
 
 すると、“貴様のような、くだらぬ弁明弁解は見苦しいぞー恥を知れー”とアフリカの遙か彼方からお声が掛った。
 あーあ、情けないもうおのれがいやになりました。