老いぼれの弓事始め《26》

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㉔ケロイド状の蚯蚓腫れ
基本に忠実に射ていれば問題はなかろうに、どうした事か我が輩は基本を大きく逸脱した無鉄砲な我流を押し通すので斯くも無惨な内出血に見舞われてしまった。
兎に角痛い、相当に痛い。
痛いのを我慢して射ている内に此の様だ。
更に打ち続けば皮膚破れ出血必至と判断し本日はこれにて打ち止めとした。
 
11月1日前線通過で雷雨混りの豪雨の中、巻き藁に立つ。
 長袖シャツにサポーター持参で臨むが少しばかり肌寒し。
先回の轍を踏まぬように慎重に執り行うも、やはり依然として患部にひびく。
正札先生に指導を仰げば適切なる助言に与った。
「大三」までは概ね可とするが「会」に至る間手の内を意味なく捏ね回しているとのご指摘いただく。
手の内がまるでなっていない、めちゃくちゃではないかと厳しきご指摘を頂戴した。
幼子に言い聞かせるように、親指の向きが「2時」を指し「12時」を指すまでの間は決して動かす必要がないことを強調された。
忘れることなく留意すべきとおのれ自身に確と釘を刺した。