老いぼれの独り言

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                      これ常備薬
 
 
新聞から花粉情報がなくなったがわたしにはこの時になっても水洟ぼたぼた瞼しばしば喉むずかゆい。
 
だいぶ以前のことだがBSフジプライムニュースでとても面白いものをみたことを思い出した。
抱腹絶倒の末目からうろこが落ちていた。
歯に衣着せない語りようは、医学の世界ではやはりアウトロー的存在かもしれない。
でもそこには痛烈なる現代文明への警鐘と警告を同時に発しておられたのでした。
藤田先生が少年時代に体験した山深き山村での出来事の一齣を次のように思い出された。
分教場の一室で何か海草の煎じ薬を飲まされた。
すると夜中に自分の尻の穴から紐のような物体が出てきた。
それを翌日登校の折みな持参し教室の先生の机の上に山のように積み上げたという物凄い思い出話なのです。
終戦間もない昭和三十年代まではほとんどの日本人の腹の中には回虫をはじめ各種の寄生虫が宿っていた。
わたしとて例外ではない。
田畑には人糞が下肥ととして堂々と散布され回虫の生命体がこれま堂々と輪廻していた。
人体の腸内で彼の回虫たちは自分の分泌排泄菅でいろんなアレルギー症状を抑制する物質を排出するのだという。
難しいことは分からないが、これらが善玉腸内細菌として人体に作用し当時には花粉症もぜんそくアトピー疾患も皆無であったのだと藤田紘一郎先生と伊藤裕先生は共々語られていた。
何と体長12メートルに及ぶサナダムシを15年間も体内に取り入れたという嘘のようなお話もなされた。
奇しくも六十年前のことがまざまざと甦ってきた。
礼法室と名のつく畳の廣間で集会が持たれ散会後部屋のあちこちにひも状の物体を散らばっていたことを思い出した。
 
「脳はバカ 腸はかしこい」さっそく読まねばならない。