老いぼれの独り言

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此の「高橋川愛扇会」に因みわたしは4年前の河川敷工事のことを思い出さざるを得ない。
“コンクリートから人へ”の合言葉で劇的政権交代が成就された年なので忘れることはない。
あれっと思った。
これでいいのかなあと思った。
予期せぬ集中豪雨に際し此の高橋川の堆積土砂を撤去せぬ限り必ずや浅野川洪水の二の舞となるは必至でありますと県はいう。
そして、県庁河川課は大ナタを振るって大々的改修工事を敢行するに及んだわけなのです。
大型ブルトーザーが中州の土砂もろとも其処に自生する葦やヨシなどの植物群を根こそぎ掻っ攫っていった。
CO2削減に寄与すると云われる掛け替えなきグリーンベルトを無慈悲にも平然と抹殺した。
数多の昆虫やその幼虫あるいは子供たちが手塩にかけたホタルの産卵物も葬られてしまった。
生物環境保全とか地球温暖化阻止問題は掛け声だけでは推進されようはずがない。
いまやビルの壁面や屋上にまで
緑生す植物を植え込む時代にマサに逆行してはいまいか。
 
 斯くなることを、県知事さんに物申し上げたかったのです。