草むらに
淡きともし火
夏の宵
満天に
ほたる舞い降り
星ながる
人知れず
舞うは今宵の
ほたるかな
定め無き
ときと空間
ほたる飛ぶ
ほたる火や
はや消え失せて
とき移る
六月四日にホタルを見た。
先日の雨で水嵩がまし、流されてしまったのかその後その数が半減した。
せめて七夕の頃まではその生命の灯をともし続けてほしいものだ。