老いぼれの独り言

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⑥居住地から遠く離れた一角で“金沢の南部一帯でハブが出没するから注意すべし”と実しやかに語り継がれているやのことである。
噂話に随分と大きな尾ひれがついたものだ。
ここ一両日の間だ。
 その疾きこと何かの如し、風評の風評たる由縁だ。
 ただ、その発祥の源を辿れば、何のことはないおのれ自身ではないか。
 おのれの愚挙が発信源なら何をか言わんやである。
 パトカーに取り巻かれるような愚挙の張本人は誰なのかを冷静にしかも謙虚に猛省して然るべし。
 言葉ではなく、何をどのように反省すべきか苦悶の日がつづこう。
 
 実はこれだけでは済まない。
 数字の2を1に改竄しておのれの保身をのうのうと策略したのではなかろうかと云う。
 彼の当事者がもう一方の当事者を説き伏せるように言い含めて改竄を仄めかしたのではなかろうかと云う憶測が飛ぶ。
 いか様に云われようが、此れには抗弁の仕様がない。
 しかし、彼の者は最早世捨て人、保身術を弄してまでして留まる魅力をこの娑婆に託してはいない。
 
 天よ、救ってほしい。
 益々、十字架の重みが肩に食い込むではないか。
 世捨て人なりに、耐えねばなるまい。
 
 幕引きなんてとんでもない。
 出来っこない。