老いぼれの独り言

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今年の墓参り
例年なら、わたしの実家と家内の実家のものとわたしの実弟のお墓の三つでした。
ところが今年は新らたに一つ増えてしまいました。
そのお墓は野田山墓地の一角にありました。
誰も来ないのでひっそりと立っていました。
それは、わたしの母方の遠いご先祖でした。
わたしの母の名を「とし」と云いました。
此の母の父親を「全二」と云い母の祖父を「近吾」といいました。
この祖父「近吾」の父親の名を「清三郎」と呼び母親の名を「鉚」と呼びました。
 母「とし」から数えればヒイじいさん(曽祖父)ヒイばあさん(曾祖母)に当たる人です。
 わたしからは此の二人は母方の高祖父・高祖母に当たる遠い遠いお方に他ありません。
 此の高祖父「清三郎」の実の弟の名を「音五郎」と云いました。
 此の「音五郎」は玄蕃家に養子入りし前田家に仕えました。
 片や、清三郎の妻「鉚」の実父の名は「高璟」と称した人物でした。
 此の人物は実に型破りな実績と偉大なる足跡を世に残している。
 15日の昼下がりに、家内と共に此の霊験あらたかなる野田山墓地の静かなる空間に暫し佇み一輪の花束を手向けて参りました。