老いぼれの独り言

イメージ 1
 
 
 先月中は、長い間大阪に滞在したので自宅を留守にした。
 帰ってみて一番びっくりしたのは町内の城谷公園が工事車両で埋め尽くされていることだった。
 確かに、郵便受けには市役所から届けられた工事案内の書状が入っていた。
 しかし、何ら事前に予告を受け賜わってはいなかったので驚いたことは事実でした。
 早速、役所の担当責任者木村さんに問い合わせたところ丁重なるご回答を頂いた次第だ。
 「雨水浸透施設設置工事」についての主旨説明と工事の概要や規模についてつぶさに解説されていた。
 豪雨期にもたらされる雨水を公園周囲の側溝から直に城谷川に流出させるのではなく一たび三か所に設置された巨大な溜桝の中に貯水し浸透性の高い透水シートから染み出た分を効率よく地下水に還元させ地下水を確保し涵養することが主目的なのだという。
 延いては、城谷川の洪水予防に資するわけで今流行りの減災防災の為の公共事業に他ならないことに漸く気付いた次第だ。
 わたしなりの素人的発想だが溜桝と云う貯水プールに入った雨水を非常時の防火用水に利用したりあるひは真夏の渇水期に公園敷地内の樹木に給水してやれば一挙両得、一石二鳥なりと子供のようなことを思ったりした。
 とにかく昨今は国じゅう至る所で工事中の張り紙が目立ち大型重機がフル稼働している。
かつての日本列島改造論で賑わったあの時代の再来を睨むがごときアベノミクス効果に日本國中固唾をのんで注目し期待の目を膨らませている。
願わくば、真実「デフレ脱却」と「景気回復」並びに「国土強靭化策」が効を奏し総てが現実のものなって大躍進して欲しいところだが、片や年毎に痩せ細り目減りするばかりの我ら年金受給者にとっては只々ボートとしてお口を空けたままぼんやり佇むばかりなのです。