剣道はすごいぞ≪4≫

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『剣道はすごいぞ』
   ―伝統と文化を大切にしてよりよい日本国をめざそうー
 
 
はじめに
 
 政治家安倍晋三は五か年の空白期間に存分に蓄電し充電を果たし雄々しく再登場された。
 アベノミクスを旗印に破竹の勢いで態勢を盛り上げられた。
 まさに政治は生きもの、「停滞した経済」と「決められぬ政治」が今堰を切ったように動き始めたではないか。
 確かに廻りの様相が一変したかに見えるが、しかしまだ積み残された諸課題が多くあるようにも思えて仕方がない。
 時代錯誤も甚だしい言い古された語り草で申し訳ありませんが・・・
 
 
競争原理を頭から蔑にする気はない。
もちろん正常な当たり前すぎる人間本来の競争まで否定するものでは決してない。
 
不良債権処理とか構造改革とかグローバル化に伴う国際競争力の強化については確かに解からぬことではないが、やはり弱い立場のものが犠牲となり結果的にはリストラが平然と強行されてしまった。
正規社員と非正規社員に二分され、四百万人に及ぶニートやフリーターが出現してしまった。
ワーキング プアと称する働く貧困層が七百万世帯以上に及ぶという。
まさに格差社会が出現してしまった。
 必然的に大人たちのいじめ現象が職場の中で蔓延しているのだという。
子どもは親の背中を見ているのである。子は親を映す鏡だともいう。
みんな子供たちは見ているのです。学校でのいじめのお手本がたくさんありすぎるのです。余りにも生々しい具体例が多すぎはしないだろうか。
 
自殺の連鎖を阻止するために文科大臣や各々の学校長が命の大切さをいくら切々と訴えてみても、怯えきった心を、心底いじけきってしまった幼気な魂を瓦解は出来ぬし救済も出来ないのである。
彼の人たちは死にたいのではなく生きることを拒否し否定しているのです。
生きることに望みを託すことの出来る世の中に創り変える方が急務なのです。
なんともいえぬくらい空々しい響きに聞こえて仕様がないのです。
諸悪の根源たる得体知れぬ元凶を一刀両断の元に切り伏さねばなりません。
神の見えざる手で格差社会を一刀両断することが適うのでしょうか。