老いぼれの独り言

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わたしは県議会を傍聴したことがなかった。
たまたま今年は町会の仕事に関与致した関係で2月議会予算委員会の傍聴の機会をいただいた。
まさに千載一遇のチャンスをいただいたことになる。
名簿に住所氏名等を記載し傍聴券が宛がわれ係り員の誘導に従い脱帽だけが強いられたが最前列に席を確保できた。
お馴染みの知事さんの拝顔も叶った、物物しいと言いましょうか荘厳な雰囲気の中で質疑応答が展開されていた。
御三方の議員さんが登壇なされる様子をつぶさに観察いたした。
ところが、地方自治こそが「民主主義の小学校」と聞いてはいたが各々方の申される言葉が難解すぎ抽象論を棒読み為される嫌いが強すぎ些か幻滅感を抱いた次第なのです。
おまけに音量調整が儘ならず高性能のマイクとスピカ―が十分に機能しているとはお世辞にも言えない。
もっともおのれの年齢を考慮致せば大きなことは言えないのかも知れない。
歯切れのいい明瞭な言葉遣いで小学生でも理解し得るような丁々発止わたり合う質疑応答にご期待申し上げたく存じます。
質問事項はそれなりにみな身近な問題であり時宜を得た適切なものだとは思いますが、贅を尽くした至れり尽くせりの県議会の箱物に相応しい中身の充実に意を注いで戴きたいものです。
ピリッと目の覚めるような覇気漲る議会運営であって欲しい。
オール与党と云う言葉が過ぎって行った。