老いぼれの独り言

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首相補佐官のお方が靖国参拝への私見を公けになさったという。
「失意失望」いたしたのはむしろ我が日本国で在るとアメリカ批判を堂々と遣って退けられた。
アメリカに向かい対等に物言える日本国の威信を誇示したかったのしょう。
ところが何のことはない、内外からの思わぬ顰蹙を買うに至り慌てて矛先を退いてしまったではないか。
ゆうならば、ボス猿に少しばかりは反抗したものの返って威嚇されたのですごすごとシッポを捲いてしまったも同然だ。
却って見苦しくはなかろうか。
ホワイトハウスの報道官は“動画は削除されたことだしあれは政府の公式見解ではなかった”ので此の際は大目に見て此れ以上多くを論評しないことにしたのだという。
 阿呆臭い茶番劇を見せつけられて心中は決して穏やかではないのだ。
 実はそれ以上に度胆を抜かれたことがありました。
 2月19日の民放の報道番組では此の問題を結構まことしやかに詳報していた。
 ところが、その日の午後7時のNHKのニュースでは如何なるアングルで取り扱うかと目を凝らしていたのだが終ぞ現れることはなかった。
 予てより、NHKにはある種の不信感を抱いてはいたが最早決定的事態に陥ってしまったと云わざるを得まい。
 公共放送とは時の与党政府が安定政権として存え維持継続させんが為の道具に堕してしまったというのか。
 へんてこりんな会長さんも然る事ながら
何んとももっさい破廉恥な経営委員が何人もいらっしゃって益々以ってお先が思いやられる。
今日の新聞にはNHKの視聴料が値上げされると報じていた。